本日は
石巻地区
中学新人総体野球
最終日
2つの
小学校が重なり
1つになる
中学校
それは
イコール
2つの
チームが重なり
1つの
チームになります
とはいえ
娘ちゃん
以外は
別々の
道に進んだ
あの頃の
卒団生たち
正直
娘ちゃんが
野球を続けるとは
考えても
いませんでしたし
ましてや
部活動と
クラブチーム
2つを
掛け持ちするとは
思いも
しませんでした
共に
少年野球を戦った
仲間が
いない上
毎日
毎日
部活動に
お世話になっていても
クラブチームで
活動する為
週末は
いつも
欠席しています
試合や
大会
最後の
音合わせが出来ずに
やきもき
しているのは
本人
だけではありません
あなたが
選んだ道だから
決めた以上は
試合に
出れなくても
争いに
加われなくても
筋を
通し続ける
そんな話しを
何度も
何度も
お母さんから
言われていましたよね
それでも
ここまで
2年間
一緒に
戦って来た仲間です
優勝する
県大会に行く
みんなで
目標を定めた
新人大会
マウンドは
決勝戦
最後の
最後で
出番は
回って来て
最後の
最後で
力
尽きました
できる事なら
娘ちゃんの
あんな姿は見たくない
できる事なら
娘ちゃんには
笑っていて欲しい
そんな
私たちは
スタンドから
見守る事しかできません
誰より
泣けてくるのは
私より
お母さんより
本人でしょう
また
明日からは
クラブチームに
重きを置いた
部活動が
始まります
悔しい、と
思う事から
スタートなのかな
なんだか
よくわかりません
ごめんなさい
気持ちも
立場も
宙ぶらりんなまま
大会が
過ぎていきます
とはいえ
私たちは
見守る事しかできません
野球少年だった
あの頃
野球ができず
野球を許されず
野球を奪われた
あなた達が
突然
この家に
やって来たのは
ちょうど
今頃でしたよね
知り合い
でもなければ
引っ越したばかりの
この家に
何故
やって来たのか
何を求めて
やって来たのか
そもそも
どうやって
探し出したのか
未だに
わかりませんが
SOS
あなた達の
サインに
応じられなかった事
大人たちに
ひれ伏してしまった事
私無勢では
もう
どうする事も
できなかった事
何とか
してやりたいけど
何も
してやれない
それは
今もそう
心の奥底に
ずっと
引っかかっています
まさか
こうして
一緒に
プレーする姿を
観るとは
思いも
よりませんでした
あなた達の姿
あなた達の笑顔
そして
あなた達の涙
それだけで
安堵してしまうのは
こちら側の
勝手な
エゴかもしれません
ごめんなさい
やっぱり
見守る事しかできません
あの時の
玄関先での姿
あの時の
キャッチボール
忘れていません
いつか
ゆっくり
笑って
話せる日が
来ると
いいですね
準優勝
よく
頑張りました
胸を張って
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