今を生きる

ありふれた今を、思いのままに

たかが野球

来る者拒まず

去る者追わず
 
こんな適当な
性格ですから
 
誰でも
受け入れて来ましたし
 
あっさり
辞めていきました
 
野球をやりたい
 
言われれば
 
やろうよ
やろうよ
 
野球が嫌
このチームが嫌
 
辞めたい
 
そう言われれば
引き止めもしません
 
冷たいと
思われるかもしれませんし
 
情がないと
思われるかもしれませんが
 
何を言われようとも
私は構いません
 
やるならやる
やらないならやらない
 
ただ
それだけのこと
 
はい
 
少年野球に
お世話になってから
 
何年に
なるのでしょう
 
数えるが
面倒くさいので
 
答えは出せませんが
 
チームの
主人(あるじ)として
 
卒団生を
見送ってからは
 
3年になります
 
その間の
卒団生は13名
 
教え子だなんて
 
私無勢が
恐れ多くて
 
言葉にできませんが
 
みんな
かわいい卒団生です
 
今回は
 
そんな
可愛いカワイイ
 
卒団生のお話し
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かねてより
 
噂は
聞いていたので
 
喉元まで
出掛かっていた
 
電話やLINE
 
だったら
連絡すればいいじゃん
 
なんて
思われるかもしれませんが
 
うまく
言葉にできそうもないので
 
こうして
ブログに書き記します
 
まぁ
 
ブログそのものが
うまく書けてないので
 
どうしようも
ないですけどね...
 
さて
 
あなたと
初めて出会ったのは
 
チンチクリンの
1年生でしたね
 
負けん気は
あるものの
 
上手く
表現できずに
 
悔し泣きを
繰り返す日々
 
それでも
 
自主練習を
繰り返した日々
 
自信家の
裏側にある
 
努力を
 
どれだけの人が
気付いていたでしょう
 
人一倍
人思いで
 
人一倍
ハメを外すもんだから
 
誰も
 
あなたの努力や
あなたの苦しみなんて
 
見ようともしません
 
その
ストレスが
 
身体や
行動に見えはじめたのは
 
多感な
あなたゆえの
 
サイン
だったのでしょうね
 
こんなに
 
考え
苦しみ
 
とはいえ
おバカな存在は
 
なかなか
現れないんじゃないかな
 
自分中心で
 
自己中心的に
見えそうになる行動は
 
人を巻き込んで
人を魅了します
 
何度も
がっかりさせられ
 
何度も
期待に応え
 
何度も
何度も
 
泣いて笑った
あの頃
 
ごめんなさい
 
困った時は
あなたに任せよう
 
いや
 
困った時は
あなたのせいにしよう
 
そんな
 
不純な気持ちで
観させてもらいました
 
あなたがいたから
 
投げ出すことも
任せることもできました
 
あなたがいたから
 
楽しむことも
笑い合うこともできました
 
そんな
あなたがいたから
 
逃げ出すことも
諦めることもできませんでした
 
少年野球を越え
 
中学校でも
白球を追う日々
 
忙しい毎日から
 
ふと
立ち止まった時
 
ふと
振り返った時
 
自分が追うものは
 
白球では
なかったようです
 
野球を辞める
 
なんだか
悲壮感が漂いますが
 
別に
いいんじゃないかな
 
野球って
 
様々な
カテゴリーがあって
 
大人になっても
プレーできる機会がある
 
まさしく
 
生涯スポーツ
だと思っています
 
私自身も
 
震災
復興作業の傍ら
 
拾った
少年野球用バットと
 
紙を丸め
 
テープで
補強したボールで
 
年代問わず
 
野球遊びに
夢中になれました
 
笑顔になれました
 
そんな
私だから
 
毎年
子供たちに思うこと
 
中学校でも
高校でも
 
野球を
続けて欲しい
 
なんて
 
これっぽっちも
思いません
 
いつか
 
大人になって
恋をして
 
子供が
産まれてからでも
 
仲間内でも
職場内でも
 
なんでもいい
 
またいつか
野球に帰って来てください
 
たかが野球
 
スポーツが
大嫌いで
 
野球が苦手な
 
私が言うのも
忍びありませんが
 
ただただ
そう願っています
 
卒団生は
私の宝
 
いつでも
いつまでも
 
私がいる限り
 
この場所で
待っています
 
あなた達の
元気な姿を
 
これからも
観せてください
 
ちなみに
 
限りは
ありますからね
 
それが
 
明日か
来年か
 
再来年かは
わかりませんが
 
早く
早く
 
早く...苦笑
 
 
 
風立ちぬ日に
想いを寄せて